【新潟県】産学官連携・新たな取り組みへ 「コンクリ構造物の品質確保」技術講習会で最新動向を共有 | 建設通信新聞Digital

4月18日 木曜日

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【新潟県】産学官連携・新たな取り組みへ 「コンクリ構造物の品質確保」技術講習会で最新動向を共有

 新潟県は1日、新潟市の新潟県民会館で「コンクリート構造物の品質確保に向けて-産学官が連携した新たな取り組み-」をテーマとした、2018年度技術講習会を開いた。コンクリート構造物の研究、技術開発、設計、施工などに携わる研究者、技術者ら約500人が参加し、県内外の最新動向を共有した。
 冒頭、工学博士で、県土木部技術管理課土木工事検査監の峰村修氏があいさつした。日本海に面する積雪寒冷地の地域特性に触れながら、コンクリートの品質を確保、向上させる上で「事例の積み重ねが非常に重要」との認識を示し、情報共有の有効性を訴えた。
 続いて、佐伯竜彦新潟大教授が「コンクリートの品質確保について」、細田暁横浜国立大教授が「山口県発の品質確保システムの本質と、全国への応用・展開の状況」、池村剛宜山口県土木建築部技術管理課主任が「山口システムにおける発注者の役割」、音道薫上北建設土木部主幹が「高耐久RC床版の取り組み」、嵯峨山航新潟県土木部技術管理課主査が「コンクリート構造物の品質確保に向けた新潟県の取り組み」と題し、それぞれ講演、発表した。

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