【地酒復活】オリコンサル子会社の瀬戸酒造店が醸造再開! 神奈川県開成町の地域活性化事業 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【地酒復活】オリコンサル子会社の瀬戸酒造店が醸造再開! 神奈川県開成町の地域活性化事業

県立吉田島高校の生徒から杉玉を贈られる野崎秀則社長(左)と森代表取締役(左から2人目)

 オリエンタルコンサルタンツの子会社である瀬戸酒造店(神奈川県開成町、森隆信代表取締役)は4日、醸造所の完成と醸造再開を祝い、関係者を招いて蔵開きを行った。
 瀬戸酒造店は、慶応元年(1865年)に創業した酒蔵で、1980年に自家醸造を断念していたが、オリエンタルコンサルタンツの地域活性化事業として、2017年4月に同社の100%子会社となり、醸造所と井戸を新たに整備し、自家醸造を再開することとなった。
 6月には伝統の酒「酒田錦」、いろいろな楽しみ方を提案する酒「セトイチ」、あじさいの花酵母を使った地域の酒「あしがり郷」の3種類を販売する予定だ。

6月に出荷予定の酒田錦(左)、セトイチ(中央)、あしがり郷(右)

 また、オリエンタルコンサルタンツは、神奈川県の未病改善プロジェクトとして、開成町で指定管理者となっている「あしがり郷瀬戸屋敷」をフィールドに、東京農大醸造科学科と連携して「発酵」をテーマとした「食」と「社会参加」による未病の改善の取り組みである「はっこう大作戦」を実施している。
 今後、同町の瀬戸酒造店とあしがり郷瀬戸屋敷を拠点に、地域の飲食店や住民と協働し、発酵をテーマとした食品開発に取り組み、新たな地域ブランドをつくることで、地域活性化に取り組んでいく方針だ。

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