【地域内の農×食×体験】瀬戸酒造 「開成町農泊推進協議会」を設立 地域の魅力づくり目指す | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【地域内の農×食×体験】瀬戸酒造 「開成町農泊推進協議会」を設立 地域の魅力づくり目指す

 オリエンタルコンサルタンツ子会社の瀬戸酒造(神奈川県開成町、森隆信代表取締役)は、地域内の「農」と「食」に「体験」を組み合わせた農業振興と地域の魅力づくりに取り組む。同社が事務局となって「開成町農泊推進協議会」を立ち上げ、農泊体験プログラムや外国人富裕層に照準を当てた新規体験プログラムの開発などツアーの造成を目指す。1日には中小企業基盤整備機構の堺井啓公理事を講師に招いて講習会を開くなど活動を本格始動した。
 「“稼ぐ農業”を通じた地域の魅力づくり」をテーマとした講習会には、町内の農家などから36人が参加。協議会が目指す農泊振興のあり方や同町の観光資源の可能性について、参加者との意見交換も交えて議論を深めた。府川裕一町長からも取り組みを後押しするメッセージが寄せられた。
 2019年度では農林水産省の農山漁村振興交付金(農泊推進事業、人材活用事業)を受け、協議会が主体となって地域の構成員と連携しながら、地域の農作物の収穫・加工や農家への宿泊を通じた交流人口の増加によるビジネス化に取り組むことで地域の課題解決につなげていく。

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