【北陸地方整備局】テーマは「『災害から生き抜く力』を育む」 防災教育セミナーin新潟 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

公式ブログ

【北陸地方整備局】テーマは「『災害から生き抜く力』を育む」 防災教育セミナーin新潟

 北陸地方整備局は21日、新潟市の新潟市役所で「『災害から生き抜く力』を育む」をテーマとした防災教育セミナーin新潟を開いた。多くの一般市民らが聴講に訪れ、多発・激甚化する水害に備え、全国各地で推進されている防災教育の事例を共有した。
 上越教育大大学院の山縣耕太郎教授が「地域の災害を想定した学校防災教育の構築」と題し、基調講演した。過去の自然災害に触れながら、専門とする地理学の観点から防災教育の必要性を説明。災害のメカニズムと事前準備(訓練など)、記憶継承の意義などを理解した上で、「災害に対する想像力、判断力を培う」ことが目的であると強調した。
 また、北陸整備局高田河川事務所と実践している上越市立春日新田小学校での防災教育の内容を紹介した。
 最後に同局河川部水災害予報センターの担当者が水防災意識社会再構築ビジョンを解説した。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら