【森トラスト】「エリア防災セミナー」開催 住民・会社員ら、ジオラマ製作通じ地形特有の災害リスク学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【森トラスト】「エリア防災セミナー」開催 住民・会社員ら、ジオラマ製作通じ地形特有の災害リスク学ぶ

 森トラストは6日、東京都港区の城山トラストタワーで「エリア防災セミナー」「防災関連新事業紹介イベント」を開いた。神谷町周辺エリアの住民や会社員など約30人が参加した。
 「エリア防災セミナー」では、防災ジオラマ推進ネットワークが神谷町周辺エリアのジオラマ製作体験とプロジェクションマッピングによりハザードマップを投影し、参加者と地域の防災リスクを共有した。
 同ネットワークの上島洋代表理事は、「ハザードマップは見ても難しかったり、 忘れてしまうことが多い。 ジオラマ製作を通じて、 日ごろから身近な地形について理解を深めてほしい」 と述べた。
 参加者からは「普段意識していない地形の特徴がよく分かった」や「地形特有の災害リスクを学べた」との感想が聞かれた。
 「防災関連新事業紹介イベント」では減災ラボやWOTAなど4者が、防災・減災の活動支援や水を浄化して再利用する可動式のシャワーなど独自の取り組みについて講演した。
 最後に行政関係者や損害保険会社、防災関連団体などによるパネルディスカッションが行われた。「企業や人々が災害に備えられないのはなぜか。それを乗り越えるために必要なものは何か」「おすすめの防災対策や防災の取り組み」などをテーマに議論した。

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