理経(東京都新宿区、猪坂哲社長)と神戸市は、参加者がVR(仮想現実)で土石流の様子を体感する防災研修を実施した。神戸市の地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation KOBE」の2018年度下半期テーマ「土砂災害VRの実証開発」で採択され、同市と理経で開発したVRプログラムを活用する。
今回、理経と神戸市で土砂災害VRを開発。研修参加者は、臨場感ある土石流の様子を体験し、土砂災害の危険性を理解できる。
VRを使うことで若年・中年層が防災学習に関心を持つきっかけをつくり、没入感や臨場感を味わうことで、参加者に意識改革を促せるとみている。
参加者の訓練時の行動選択を市の避難対策などにフィードバックできる利点も考えられる。