【佐藤総合計画・第30回社内表彰】完成した建築こそが現実の社会に影響を与える! 優秀賞にミライon | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【佐藤総合計画・第30回社内表彰】完成した建築こそが現実の社会に影響を与える! 優秀賞にミライon

 佐藤総合計画は、第30回(2018年度)社内表彰を発表した。これまでの4部門を2部門に統合。作品賞11点と技術賞9点の応募があり、作品優秀賞には第1オフィスの「長崎県立大村市立一体型図書館(ミライon図書館)」が選ばれた。

ミライon図書館

 書類で選定した14点を公開の場で審査。 「完成した建築こそが直接的に人間の心に響き、感性を刺激し、現実の社会に影響を与える」という視点を重視した作品賞で、優秀賞に選ばれた長崎県立大村市立一体型図書館は、 図書館の類型から一歩はみ出す挑戦的な建築で、目的の異なる4つの閲覧空間を段状に重ねて大屋根で包み込む連続の1つの空間は驚きとともに、図書館活動を分断しない新たな体験を提示。“湾”に例える曲線の空間造形が特長を際立たせ、メインストリートの湾曲する壁面と勾配天井が圧巻のシークエンスを生み出している。
 作品選奨には、「江東区立第五大島小学校」(第2オフィス)、「珠海市横琴発展ビル(中国)」(第1オフィス)、「山陽新聞社さん太しんぶん館」(同)、「東邦大学医療センター大橋病院」(第3オフィス)の4点が選ばれた。

第五大島小学校

横琴発展ビル

さん太しんぶん館

大橋病院

 また、成果と結実した時点にとどまらず独創的なアイデアを前提とした計画途中(プロセス)も評価対象とした技術努力賞は、「吉川市庁舎執務室空調システム」(環境設計室)と「宇部市スマート・エネルギーネットワーク構想」(九州オフィス)の2点が選ばれた。

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