【大阪府建団連】3日間の新入社員研修開催 次代の担い手が壁塗りの実技に挑戦 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

公式ブログ

【大阪府建団連】3日間の新入社員研修開催 次代の担い手が壁塗りの実技に挑戦

 大阪府建団連(北浦年一会長)は3日から5日までの3日間、傘下組合企業の新入社員を対象とするセミナーを開いた。兵庫県尼崎市のポリテクセンター兵庫で実施した「左官基礎コース」には9人が参加し、座学で基礎知識や左官材料の使い方、安全管理講習などを学ぶとともに、壁塗りの実技に挑戦した。
 この講座は「建設産業担い手確保・育成コンソーシアム事業」の一環として実施しており、若年者の職場定着率向上などを目的とする。
 左官基礎コースは大阪府左官工業組合が協力し、講師は同組合の邑智保則理事長、吉村次郎理事、川村敏美氏が務め、初日の3日には邑智理事長があいさつするとともに午前の講義も担当した。
 実技では講師が鏝(こて)の持ち方や鏝返し、材料のこね方から壁塗りまでを丁寧に指導。最終日には壁塗り試験を行い、受講者には終了証が交付された。
 大阪府建団連の新入社員研修は「左官基礎コース」のほか「施工管理基礎コース」もあり、施工管理は10-12日に開催される。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら