【技フェスタ】カンナ削り競争や祝い餅まきを体験! 建築・土木技能の魅力PR | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【技フェスタ】カンナ削り競争や祝い餅まきを体験! 建築・土木技能の魅力PR

 大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会は、14、15の2日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第4回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2017」を開いた=写真。会場は工科高校の生徒や一般市民ら多くの人でにぎわい、専門工事の仕事内容やものづくりの楽しさを体感したようだった。
 同フェアは専門工事業の仕事とものづくりの魅力、やりがいや楽しさを伝えるために実施するもので、近畿地方整備局、大阪労働局、大阪府、大阪市、日本建設業連合会関西支部、大阪建設業協会などが後援した。
 14日の開会式で北浦会長は「ものづくりの原点は職人であり、日本の歴史と文化は建設業が背負ってきた。建設業は素晴らしい仕事であり、きょうはものづくりを知ってもらい、ひとりでも多くの方に業界に飛び込んできてもらいたい」とあいさつし、続いて雇用推進研究会の一貫坂彰委員長は「ことしの技フェスタは3000人の来場を目指しており、多くの団体に後援してもらっている。このイベントが入職促進となるよう願っている」と述べた。
 来賓からは西口栄一大阪府住宅まちづくり部建築振興課長、佐藤哲也近畿地方整備局建政部長が祝辞を述べた。
 会場では型枠、鉄筋、左官、内装造作、建築大工、鳶、塗装、設備、鉄筋ガス圧接など、職種別にブースが設けられていた。多くのブースで体験コーナーや展示パネルが用意され、来場者は技能体験にも挑戦。このほか、座談会や若手左官壁塗り競技大会、カンナ削り競争、丸太切り競争、祝い餅まきなども行われ、会場内は大いに盛り上がった。

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