【万博契機に強い建設業を!】大阪府建団連が「第5回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2018」を開催 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【万博契機に強い建設業を!】大阪府建団連が「第5回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2018」を開催

 大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会は、11月30日と12月1日の2日間、大阪市の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第5回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2018」を開いた。会場には工科高校の生徒や一般市民ら多くの人が詰めかけ、各専門工事業団体は展示などを通じて仕事内容やものづくりの魅力をアピールした。同フェアは専門工事業の仕事とものづくりの魅力、やりがいや楽しさを伝えるために毎年実施しており、近畿地方整備局、大阪労働局、大阪府、大阪市、日本建設業連合会関西支部、大阪建設業協会などが後援した。
 開会式で北浦会長は「25年大阪万博の開催が決まったが、1970年の大阪万博のころの強い建設業界にしていかなければならないと思っており、これからも発展と職人育成に取り組んでいく」と述べた後、「この技フェスタでは、各団体のスタッフが一生懸命設営などの作業を頑張ってくれた。その情熱も感じてほしい」と呼びかけた。

北浦会長

 続いて企画実行委員会の一貫坂彰委員長が「第5回となるが年々協力団体と職種が増え、昨年は参加者が2300人を超えるまでになった。今回は34団体が協力してくれており、次世代を担う若者が建設業に興味を持ち、入職してくれることを期待している」とあいさつした。
 来賓からは近畿地方整備局の黒川純一良局長が「国土強靱化に向けた施設整備には専門工事業の力が不可欠だ。皆さんが生き甲斐をもって明るく働いてもらえるようにしていかなければならない」と述べ、宮本一孝門真市長、西口栄一大阪府住宅まちづくり部建築振興課長らも祝辞を述べた。

黒川局長

 会場では型枠、鉄筋、左官、建築大工、鳶、塗装、設備、鉄筋ガス圧接など職種別にブースが設けられ、多くのブースで体験コーナーや展示パネルが用意された。このほか、座談会や若手左官壁塗り競技大会、カンナ削り競争、丸太切り競争、作業服のファッションショーなども行われた。

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