【2020年東京五輪】約1万8000平米の芝生広場! 夢の島公園アーチェリー場が完成 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【2020年東京五輪】約1万8000平米の芝生広場! 夢の島公園アーチェリー場が完成

 東京都は4月28日、2020年東京五輪の予選会場となる「夢の島公園アーチェリー場」(江東区)の完成披露式典を開いた。約1万8000㎡の芝生広場に最大40個以上のアーチェリーの的が設置可能で、都が約9億円をかけて整備した。

関係者によるテープカット

 小池百合子知事は「五輪後は主要な競技大会の会場として活用するとともに、(芝生広場を)都民の憩いの場として多くの方々に利用されてにぎわう施設となるように取り組む」、鈴木俊一東京五輪担当相は「(7月12日から18日の)テストイベントで浮き彫りになった課題に、対応策をつくり、引き続き関係機関と連携し、大会の成功に向けた機運醸成と環境整備に努める」とあいさつした。
 シューティングラインには遮熱性舗装が施され、弓をイメージしたデザインの長さ約130mの日よけ屋根が設置された。
 式典には全日本アーチェリー連盟名誉総裁の承子女王殿下がご臨席されたほか、スポーツ庁の鈴木大地長官、都議会の尾崎大介議長、江東区の山崎孝明区長らも出席した。
 施工は土木工事が新日本工業、天間建設、建築工事がノエマエンジニアリング、造園工事を西武造園・横田造園JVが担当した。

五輪後は芝生広場としても活用する

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