【"危険"を"安全"に体感】アクティオ 安全教育ツールとして「VRバックホーシステム」を開発 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【“危険”を“安全”に体感】アクティオ 安全教育ツールとして「VRバックホーシステム」を開発

 アクティオは、建設業におけるICTやIoT(モノのインターネット)を活用した安全教育の推進を目的に、高画質「5K」のリアルな映像で建設現場の不安全行動を再現する『VR(仮想現実)バックホーシステム』を開発した。建設現場の“危険”をバーチャル空間で“安全”に体感できる環境をつくり出すことで、より効率的かつ効果的な安全教育を提供することが狙い。

建設現場の“危険”をバーチャル空間で再現

 新たに開発したVRバックホーシステムは、建設現場の安全教育に用いるVRシステム「Safety Training System of AKTIO」(セーフティートレーニングシステムオブアクティオ)の「バックホー編」として8月からサービスを開始する。
 ICTやIoTを活用した安全教育の推進に力を入れる中で、建設現場における事故の多くにバックホーが関係している点に着目。特にバックホーの本体横転や、作業員の接触・挟まれといった事故を未然に防ぐための安全教育のツールとして、ゼネコンやその協力会における安全研修などでの活用を見込む。
 これまでの安全教育は座学が中心となっていたが、VR技術を活用したリアルな映像によって現場に潜む危険や実際に起こり得る事故を擬似的に体感することができる。リアルな体験を提供することで安全意識の高揚につなげていく。

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