18日夜、新潟県村上市で最大震度6強の大規模地震が発生したことを受け、官民連携の下、急ピッチで被災状況調査などを進めている(19日午前10時現在)。
北陸地方整備局は発災直後から非常態勢を発令し、新潟県や村上市にリエゾン(現地情報連絡員)を派遣している。また、通行止め中の国道345号弘法トンネル(新潟県管理)にTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣。同局の職員とともに、災害協定に基づいて福田組、本間組、加賀田組、皆川組の社員が照明車4台の操作に従事している。衛星通信車2台も稼働している。
新潟県建設業協会は新潟県との災害協定に基づき、各支部単位で道路パトロールを実施している。特に地震の影響が大きかった村上支部では、県村上地域振興局地域整備部が管理する道路に限らず、管内の河川、砂防施設なども点検している。
今回の地震は18日午後10時22分ごろに発生。山形県沖を震源とし、震源の深さは約10㎞。マグニチュードは6.8と推定されている。山形県鶴岡市で震度6弱、新潟県柏崎市などで震度5弱を観測した。