【YSS】ZEB・BIMをテーマに技術交流会開催 自然エネルギー活用法の浸透を目指す | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【YSS】ZEB・BIMをテーマに技術交流会開催 自然エネルギー活用法の浸透を目指す

 協同組合横浜市設備設計(YSS、石渡順一理事長)と同協力会は、横浜市の横浜ベイホテル東急で七夕会技術交流会・懇親会を開いた。秋元孝之芝浦工大建築学部建築学科教授がZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)をテーマに基調講演したほか、YSSとして導入に踏み切ったBIMのデモンストレーションを行った。
 石渡理事長は「太陽光、風力など自然エネルギーを有効に使っていく手法を取っていかないと、CΟ2の増加、地球温暖化は止まらない。われわれのできることは微々たるものだが、YSSでは、それを少しでも浸透させるため、この課題を継続して取り上げていきたい」とあいさつした。
 技術交流会の第1部では、秋元教授が「ZEB/ZEH SHIFT-ゼロエネルギー建築の現状と課題」と題し、て基調講演し、改正建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)の概要や最新の動向などを交えながら基調講演した。
 第2部では、YSS技術委員を務める共信設備設計の壺屋重男氏、青木謙太氏がBIMの業務推進報告と使い方のデモンストレーションを行った。
 懇親会では、黒田浩横浜市建築局長、二宮智美横浜市住宅供給公社・横浜市建築保全公社理事長、金子修司横浜市建築設計協同組合理事長らを来賓に迎え、畠山淳一神奈川県中小企業団体中央会連携開発部部長の発声で乾杯し、歓談に移った。

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