【大建工業】初の中四国エリア向け大規模提案見学会開催 非住宅市場でのシェア拡大に手応え | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【大建工業】初の中四国エリア向け大規模提案見学会開催 非住宅市場でのシェア拡大に手応え

 大建工業は中国・四国地区の設計事務所やゼネコン、メーカーなどを対象とした公共商業施設向け提案見学会を25、26の両日、岡山市にあるR&Dセンターで開いている。中四国エリアを対象とした同センターでの大規模な提案会は初めての試み。公共施設や商業施設向けの製品を中心に展示、2日間で約300人の来場を見込む。
 風のない輻射式を採用し、幼稚園・保育所や高齢者向け施設などがターゲットとなる冷暖房システム「ユカリラ」を始め、耐震天井下地材「ダイケンハイブリッド天井」など公共施設や商業施設向けの主力製品を展示、アピールした。会場内には協賛企業5社(TOTO、YKKAP、ニチハ、文化シヤッター、テーオーホールディングス)のブースも設置されたほか「ダイライト」製造ラインの見学会などもあり、来場者の高い関心を集めていた。
 岡山工場(岡山市南区海岸通2)の一角に立つR&Dセンターは非住宅市場でのシェア拡大を目指す同社が、ステークホルダーとの対話や情報交換など「オープンイノベーション」創出を目的に、2018年10月に設置した開発研究拠点。同センターの伊藤圭所長は「これまで接点のなかった異業種からも来場がある」と効果を説明。東出雅彦執行役員西部住建営業本部長も、「医療福祉系や文教施設などを中心に引き合いが増え、手応えを感じている」と話す。
 規模はS造4階建て延べ4710㎡。6月に照明学会主催の「照明普及賞」を、設計施工を担当した竹中工務店とともに受賞している。

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