【夏のリコチャレ】秋葉原UDXで中高生向け建設業界体験イベント開催 人気YouTuberも登場 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【夏のリコチャレ】秋葉原UDXで中高生向け建設業界体験イベント開催 人気YouTuberも登場

 日刊建設通信新聞社は2日、東京都千代田区の秋葉原UDXで「数学と理科が暮らしをつくる-わたしが住むまちをデザインする仕事」を開いた。建設産業界の体験イベントとして、女子の理工系進学を後押しするために内閣府や文部科学省、経団連が主催する「夏のリコチャレ(理工チャレンジ)」の一環となる。産学官から32者が出展、学生や保護者ら約280人が訪れ、進学や就職の参考にしようと建設技術に触れた。
 出展ブースでは、パネル模型やVR(仮想現実)などを使い、暮らしを支える数学や理科を分かりやすく紹介した。
 特別講演のゲストに登録者数18万人を超える教育系ユーチューバーのヨビノリたくみ氏が登壇。『科学の眼鏡で世界を見れば』をテーマに日常の不思議を解説した。ヨビノリ氏は「サッカーやバスケットなどのスポーツと同じで、自然界もルールを知れば世の中が何倍も楽しくなる可能性がある。そのルールである科学を勉強して、人生を豊かにしよう」と呼び掛けた。
 後半は、ヒートアイランド対策や地すべりの原理などの展示内容について、ヨビノリ氏が担当技術者にインタビューする形式で進んだ。
 愛知県から来たという中学生は「液状化の仕組みが勉強になった」、夏休みを利用してカナダから訪れた大学生は「展示内容が豊富でどれも分かりやすかった」などと感想を述べた。

技術者とディスカッションするヨビノリ氏(右)

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