【新潟建専連】「ものづくり広場2019」にブース出展 親子連れが職人技能を体験 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【新潟建専連】「ものづくり広場2019」にブース出展 親子連れが職人技能を体験

 新潟県建設専門工事業団体連合会(近喜男会長)は、新潟市の新潟テクノスクールで24日に開かれた「ものづくり広場2019」に協力し、ブースを出展した。来場した親子は職人の丁寧な指導の下、鉄筋結束や壁塗り、床仕上げなどに挑戦した。子どもたちは慣れない作業に悪戦苦闘しながらも、建設を支える技能の一端を体験した。

鉄筋結束

 新潟建専連は、新潟県鉄筋業協同組合による鉄筋結束体験、新潟県左官業協同組合による壁塗り体験、新潟県室内装飾事業協同組合によるクロス・床仕上げ体験のブースを設置した。
 鉄筋結束体験ではハッカーや自動結束機を使って親子で作業に取り組んだ。職人が結束作業を実演すると、その速さに驚きの声を上げていた。径の異なる鉄筋のサンプルも展示し、その違いや使われる構造物などを解説した。
 壁塗りでは子どもたちがこてとこて板を持ち、珪藻(けいそう)土を使った壁塗りに挑戦した。最初は慣れない様子だったが、職人が「引きずるように塗ってみて」とアドバイスすると、徐々にコツをつかんでいった。ブース内では石膏の置き引きも実演した。
 床仕上げ体験では、仕上げ材の施工を実施。決められた個所に施工するため仕上げ材のサイズを合わせて、ずれないように注意しながら、慎重に貼り付けていた。

壁塗り

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら