【NEXCO中日本】学生が環東名JCT現場を見学 スケールの大きさやインフラの重要性を肌で感じる | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【NEXCO中日本】学生が環東名JCT現場を見学 スケールの大きさやインフラの重要性を肌で感じる

 NEXCO中日本は8月29日、土木技術者の仕事や高速道路事業に興味を持つ大学生、大学院生を対象に現場見学会を開いた。首都圏では同社初の取り組みで、9人の学生が参加し、東京外かく環状道路東名JCT建設現場(東京都世田谷区)と高速道路の管理を担う中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京の技術研修所を訪問し、高速道路事業の魅力を肌で感じた。
 東京外かく環状道路の建設現場では、東名JCT(仮称)から発進する「北行トンネル」の地下40mの工事現場を見学し、シールド工法やシールドの仕組みなどについて学んだ。

「北行トンネル」地下40mを見学

 技術研修センターでは、水はけなどのアスファルトの性質の違いやコンクリートの打音点検などを体験した。
 参加した早稲田大創造理工学研究科修士1年生の若林航也さんは「高速道路や橋梁、土木に興味があった。人間に合わせる建築に比べて、土木のスケールの大きさを体感できた。生活の基盤であるインフラの重要性を改めて感じた」と語った。
 東京外かく環状道路は都心から約15㎞の圏域を環状に連絡する延長約85㎞の道路で現在、関越自動車道~東名高速道路間の約16㎞の工事を進めている。同区間は国土交通省、NEXCO東日本、NEXCO中日本の3者で事業を進めている。

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