三菱電機は10、11の両日、名古屋市のポートメッセなごやで「暮らしと設備の総合展」を開催した。中小規模のビルの空調や照明の制御をスマート化する「BuilUnity」、データセンターなどの施設で使用する冷房運転時の吸込温度を上限52度まで拡大した空冷式ヒートポンプチラー「DT-RIII」などの新製品を公開した。
初日の会見で松本匡常務執行役員リビング・デジタルメディア事業本部長は、6月から神奈川県鎌倉市の情報技術総合研究所内に計画していた「ZEB+関連技術実証棟」の建設に着手したことを報告。同棟はエネルギー削減率103%を見込んでおり、8月にBELSの5スター認定を取得したことなどを紹介した。その上で、今後も環境負荷の低減や顧客のニーズに応じた快適な環境の構築に取り組む方針を示した。
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【三菱電機】「暮らしと設備の総合展」で空調や照明の制御をスマート化する「BuilUnity」など公開
[ 2019-09-12 ]