【伝統×革新】The Okura Tokyo開業 創業当時の思い・日本の伝統美を継承 最新設備と機能で進化 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【伝統×革新】The Okura Tokyo開業 創業当時の思い・日本の伝統美を継承 最新設備と機能で進化

 ホテルオークラが、東京都港区に建設した「The Okura Tokyo」が12日に開業した。最先端の設計と施工技術を駆使し、創業当時の思いを継承・進化させたオークラグループの旗艦ホテルとして新たな歴史を刻む。設計は大成建設・谷口建築設計研究所・観光企画設計社・日本設計・森村設計・NTTファシリティーズJV、施工は大成建設が担当した。

オークラプレステージタワー(右)と オークラヘリテージウイング

 12日のオープニングセレモニーでは、関係者によるテープカットのほか、高円宮妃殿下も出席されて観世宗家による祝舞を披露した。
 新たな施設は、S・RC・SRC造地下1階地上41階建ての高層棟「オークラプレステージタワー」と、同地下1階地上17階建ての中層棟「オークラヘリテージウイング」の2棟構成。総延べ床面積は18万0725㎡で、最高高さ188mになる。
 開発コンセプトは、「伝統と革新」。本館に息づいた日本の伝統美を継承しつつ、最新設備と機能を取り入れた。建築家の谷口吉生氏がインテリアデザインを担当。約1700㎡のプレステージメインロビーには、ロビーから切子玉型の照明具「オークラ・ランターン」や、梅の花に見立てた「梅小鉢のテーブルと椅子」などの家具やデザインを再利用、再製作してロビーを復元した。
 所在地は虎ノ門2-10-4の敷地2万0442㎡。

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