【インフラツーリズム】大自然を体感し砂防の歴史学ぶ「飛騨の砂守ツアー」10月より開催 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【インフラツーリズム】大自然を体感し砂防の歴史学ぶ「飛騨の砂守ツアー」10月より開催

 北陸地方整備局神通川水系砂防事務所と岐阜県、飛騨市、高山市などが企画運営協力し管内の砂防施設などを巡るインフラツーリズム「飛騨の砂守ツアー」が、10月から11月に開かれる。北アルプスの大自然の中で奥飛騨の魅力を体験しながら、砂防堰堤などを巡り地域住民や砂守と土砂災害との歴史を学べるツアーとなっている。

自然を体感しながら、砂防堰堤などを巡り歴史を学べる

 日帰りのバスツアー2コースを用意している。10月19日の「砂守ジオコース」は岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷で、新穂高ロープウェイ山頂展望台や中尾平の火砕流跡を巡り、焼岳火山群誕生の軌跡や噴火の足跡をたどる。白谷砂防堰堤や地獄平砂防堰堤も訪ね、1世紀にわたる砂防技術の変遷や自然との共生を紹介する。
 11月10日の「砂守ノーベルコース」は飛騨市神岡町を中心に、スーパーカミオカンデなどを見学。神岡鉄道廃線跡を活用したレールマウンテンバイク「ガッタンゴー」を体験できるほか、登録有形文化財の六郎谷砂防堰堤や寺ナギ砂防堰堤も回る。
 参加費(税込み)は砂守ジオコースが5000円(小学生3000円)。砂守ノーベルコースは富山駅発着が6000円(同4800円)、道の駅スカイドーム発着が4000円(同2800円)。定員は20人。問い合わせ、申し込みは濃飛バスツアーデスク・電話0577-33-0131。

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