【関東地方整備局】群馬県の八ッ場ダム 試験湛水を開始 2019年度中に完成、20年4月運用開始へ | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【関東地方整備局】群馬県の八ッ場ダム 試験湛水を開始 2019年度中に完成、20年4月運用開始へ

 国土交通省関東地方整備局は1日、群馬県長野原町で建設工事を進めている八ッ場ダムの試験湛水を開始した。堤内排水路閉塞ゲートを下ろして、実際に水を貯めてダム堤体、貯水池周辺の安全性を確認する。3、4カ月かけて、平常時最高 貯水位(常時満水位標高)583.0mまで水位を上昇させた後、1日1mのペースで最低水位536.3mまで降下させ、試験湛水を完了させる。

堤内排水路閉塞作業後

 施工は清水建設・鉄建建設・IHIインフラシステム異工種JVで、ことし6月にダム本体コンクリート打設が完了した。2019年度中の完成、20年4月の運用開始を目指す。

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