【生の現場を発信】河川工事現場写真コンテスト開催 19年2月22日まで作品受付 関東地方整備局 | 建設通信新聞Digital

4月23日 火曜日

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【生の現場を発信】河川工事現場写真コンテスト開催 19年2月22日まで作品受付 関東地方整備局

 関東地方整備局は、迫力のある足場など、施工中しか見ることができない河川工事現場の写真を現場従事者から募集し、優秀作品を事務所ごとに表彰する「河川工事(河川・ダム・砂防)“ナマ”現場写真コンテスト」を初開催する。優秀作品を広報に活用することで河川工事に対する国民の理解を深め、興味を持ってもらうことが目的で、技術者に光を当てる狙いもある。2019年2月22日まで募集し、事務所長が同年3月に表彰する。関東整備局によると、こうした取り組みは整備局で初めて。
 「河川工事現場で施工中の今しか見ることができない『現場一番の“ウリ”の写真』」をテーマに募集する。関東整備局は例として、「めったに見ることができない仮設物」「珍しい機械・資材」「生き生きと働く人」「工夫を凝らした安全施設」「工事現場の空間や景色」「現場で誇れるもの」などを挙げている。
 応募資格者は、関東整備局が発注した河川工事の現場従事者で、元請け、下請けは問わない。応募作品は返却せず、使用権は関東整備局に帰属する。関東整備局河川部でも優秀作品を選定するが、賞は授与しない。河川部は優秀作品を使ったカレンダーの制作を検討している。
 関東整備局の河川工事をめぐっては、川俣ダムの現場で高さ約100mにわたって設置された迫力のある足場の写真が市民によって撮影され、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて拡散し、反響を呼んだ。テレビなどにも取り上げられ、川俣ダムの来訪者が増えたという。

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