【日建連・けんせつ小町見学会】女子学生が現場見学 女性技術者に仕事内容・やりがいなど質問 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

公式ブログ

【日建連・けんせつ小町見学会】女子学生が現場見学 女性技術者に仕事内容・やりがいなど質問

 日本建設業連合会九州支部は5日、清水建設が設計施工する福岡歯科大学医科歯科総合病院建替計画事業の新病棟建設現場で、女子学生を対象にした現場見学会を開いた。福岡大と麻生建築&デザイン専門学校の女子学生16人が参加した。
 同事業は、現病院東側に新病棟を建設し、完成後に現病院を解体して講堂を建設する。新病棟はことし1月に着工し、2020年7月までの工期で同秋ごろのオープンを目指す。講堂は21年4月に着工し、22年5月の完成、同夏ごろのオープンを目指す。
 新病棟の施設規模は5階建て延べ1万4925㎡。基礎は杭を使わず、コンクリート床で荷重を分散するマットスラブ工法を採用。上部は、広いスパンを確保するため同社の特許工法となるRCST構造とし、外壁や床はPC工法を採用した。
 現場見学は、ゼネコンの役割や清水建設の概要、同社のダイバーシティーの取り組みなどの説明に続き、吉見正樹所長の引率で、躯体工事が進む現場や、地下ピットに入り取り付けた免震装置などを見学した。
 見学後は、同現場で活躍する坂本佳代さんを始め、現場見学に同行した同支部けんせつ小町部会の女性技術者と懇親した。女子学生の質問に答える形で女性技術者は仕事内容ややりがい、仕事で求められる能力などを説明した。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら