シングル層向けコンパクトマンションを開発するフィード（東京都港区）は、日本初となるポルシェのカーシェアリングサービス付きレジデンス「ミルーナヒルズ舎人C’s COLLECTION（シーズコレクション）」を発表した。設計・監理は野村設計（東京都新宿区）、施工はリンク・トラスト（東京都渋谷区）が担当している。12月に竣工を予定している。

　10日に開かれた記者発表会で中村建治代表取締役は「車は所有から共有の時代に変わってきた」と話す。同社が販売してきたシングル向け物件のうち、駐車場利用者はわずか2％にとどまっていたことからカーシェアリングサービスに踏み切った。
　ポルシェジャパンの担当者は「購入することなく憧れの車に乗れるという新しい選択肢を提供したい」とコメントした。新型のマカンを含む2台をシェアリングとして提供する。月額1万－2万円で月間合計24時間までの利用を予定している。
　規模はRC造9階建て延べ2826㎡、総戸数は55戸。
　建設地は足立区入谷2－23の敷地776㎡で、このうち366㎡を建築面積に充てる。

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