【台風19号・東北整備局】宮城県丸森町にて道路清掃作業を開始 市町村支援では全国初の取り組み | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【台風19号・東北整備局】宮城県丸森町にて道路清掃作業を開始 市町村支援では全国初の取り組み

 東北地方整備局は、台風19号に伴う豪雨で浸水被害が大きい宮城県丸森町で、路面清掃車による道路清掃作業を開始した。市町村支援では全国で初めての取り組みになるという。
 同町中心部は約50haにわたって浸水したものの、同局が排水ポンプ車による排水作業を実施。15日午前中に浸水を解消し、路面清掃車などで道路の清掃作業も行っている。引き続き浸水を解消した地区から順次、道路清掃作業を進めていく予定だ。

路面清掃車による道路清掃作業

 また、同局は16日、公共土木施設が大きな被害を受けた同町の被災調査に伴う現地司令部を設置した。
 本来は町職員が実施するものだが、保科郷雄町長からの要請を受けて、同局が派遣したTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)が行う。
 現地司令部は班長1人と班員2人、本部車と支援車、通信衛星車各1台で構成し、被災状況の早期把握に努める。

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