東北地方整備局は、台風19号に伴う豪雨で浸水被害が大きい宮城県丸森町で、路面清掃車による道路清掃作業を開始した。市町村支援では全国で初めての取り組みになるという。
同町中心部は約50haにわたって浸水したものの、同局が排水ポンプ車による排水作業を実施。15日午前中に浸水を解消し、路面清掃車などで道路の清掃作業も行っている。引き続き浸水を解消した地区から順次、道路清掃作業を進めていく予定だ。
本来は町職員が実施するものだが、保科郷雄町長からの要請を受けて、同局が派遣したTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)が行う。
現地司令部は班長1人と班員2人、本部車と支援車、通信衛星車各1台で構成し、被災状況の早期把握に努める。