【過去最大2.6万人が来場】茨城県内団体・行政らが建設フェスタ 建設業の持続可能な発展へ | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【過去最大2.6万人が来場】茨城県内団体・行政らが建設フェスタ 建設業の持続可能な発展へ

 茨城県内の建設関連団体、県土木部、関東地方整備局の出先事務所などで構成する建設フェスタ実行委員会(委員長・大曽根理一郎茨城県建設業協会建設未来協議会会長)は2日、ひたちなか市の笠松運動公園屋内水泳プール西側特設会場で建設フェスタ2019を開催した。26回目となる今回は晴天に恵まれ、過去最大となる約2万6000人が来場した。台風19号で県内は甚大な被害が出たことから、台風19号・防災減災特設コーナーを設けた。

台風19号・防災減災特設コーナー

 開会式で大曽根委員長は、台風19号災害にみられるような甚大な被害を及ぼす自然災害が増加していること、インフラの老朽化、人手不足の3つの課題が日本にはあるとし、それぞれに対してしっかり取り組んでいくと表明。「建設フェスタを通じて次世代のお子さんと保護者のみなさんに建設産業が正しく理解していただくことが持続可能性につながり、ひいては先ほどの課題の解決の一助につながるものと確信している」と語った。

あいさつする大曽根会長

 構成団体・行政の各テントには、ミニチュア消波ブロック製作、粘土を使った街のジオラマ作成、先端技術、ミニツリー作成、土のう目方でDON!、砂山の宝探し、緊急物資輸送ゲームなどのコーナーが設けられた。親子競演丸太切りゲーム、建設作業体験リレー、スタンプラリー、クイズラリーなども開かれた。

消波ブロック製作体験コーナー

茨城県港湾空港建設協会のテントには女性技術者コーナーも

 建設機械はタイヤローラーやホイールローダー、油圧ショベル、高所作業車などに試乗でき、解体工事用重機、生コンミキサー車なども展示した。小・中学生による建設現場の風景を描いた図画作品も展示し、表彰式も開いた。このほか、台風19号などの被害者に配慮し、例年実施しているミニ上棟式はお菓子プレゼントに変更した。

各種建機に試乗できた

高所作業車に乗る参加者ら


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