【台風19号・復旧工事】常陸河川国道事務所 緊急復旧した功績たたえ、施工会社に感謝状を贈呈 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【台風19号・復旧工事】常陸河川国道事務所 緊急復旧した功績たたえ、施工会社に感謝状を贈呈

 関東地方整備局常陸河川国道事務所は26日、久慈川・那珂川の水害における緊急復旧工事に対する感謝状贈呈式を水戸市の同事務所で開いた。10月の台風19号に伴う豪雨で決壊した堤防などを緊急復旧した功績をたたえ、感謝状を贈呈した。
 贈呈後、原田昌直事務所長は、台風19号により「久慈川・那珂川で堤防の決壊など甚大な被害を受けた。各社の皆さまは、会社や社員の被災にもかかわらず今回の緊急復旧にご尽力・ご苦労いただき、昼夜を問わない迅速な作業の結果、11月5日にはすべての個所の緊急復旧工事を無事故で完了していただいた。改めて賛辞を呈するとともに敬意を表する」とあいさつ。
 さらに今後の本復旧工事を迅速に進めるため、22日付で久慈川緊急治水対策出張所と那珂川緊急治水対策推進室を新設したことも紹介。「復旧工事などの業務をより効率的、機動的に行い、沿川市町村や地域の皆さまの一日も早い復旧・復興につながるよう努力する」と語った。
 緊急復旧工事を施工したのは、久慈川が珂北開発、井坂組、秋山工務店(日立市)、増子建設、那珂川が高橋建設工業、長山工業、高野工務店、権限代行で実施した久慈川水系の県管理河川が増子建設、梅原工務店。

原田所長(手前中央)と贈呈された企業の代表者ら