【記録を後世に伝承】関東整備局・茨城建協 2019年台風第19号の対応を記録した冊子を作成 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【記録を後世に伝承】関東整備局・茨城建協 2019年台風第19号の対応を記録した冊子を作成

 関東地方整備局常陸河川国道事務所と茨城県建設業協会は9日、久慈川・那珂川の2019年台風第19号の対応を記録した「地域の守り手・建設業の奮闘」を作成したと発表した。両川では、甚大な被害が発生した令和元年東日本台風の被害から1年を迎える。今後も激甚化・頻発化する災害に対応するため、災害の記録や現場での対応記録をとりまとめ、後世に伝承することなどを目的に冊子を作成した。

 災害現場で、不眠不休で対応にあたった技術者や建設会社にインタビューし、地域を守る責任感と技術者の誇りを紹介。災害を踏まえて策定した久慈川・那珂川緊急治水対策プロジェクトの概要やこれまでの進捗も収録している。

 作成に当たっては、企画段階から事務所と茨城県建設業協会が内容を議論し、国や協会加盟企業が所有する写真を活用するとともに、災害復旧工事に従事した技術者にアンケートするなど、連携して編集作業を進めた。

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