【千代田測器】工高生向けにi-Con研修会を開催 見学通しICT施工に慣れ親しんでもらう | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【千代田測器】工高生向けにi-Con研修会を開催 見学通しICT施工に慣れ親しんでもらう

 千代田測器(東京都台東区、平野啓太郎社長)は、茨城県行方市のトプコン関東トレーニングセンタで「i-Construction研修会」を開いた。中央工学校(東京都北区、堀口一秀理事長)地理空間情報科の25人が参加し、3次元・MC(マシンコントロール)ブルドーザーや3次元MG(マシンガイダンス)バックホウによる自動化施工、UAV(無人航空機)の操縦などを見学した。
 同社が中央工学校向けに研修会を行うのは2回目となる。学生に就職前からICT施工に慣れ親しんでもらうのが狙いだ。
 研修に先立ち、平原幸男ソリューション営業部次長が「今回見たことを吸収してもらい、研修を有意義なものとしてほしい」と呼び掛けた。
 参加者は4グループに分かれて、3次元測量とデータ解析、ICT建機による自動化施工、TS(トータルステーション)とUAVを連動させた空中写真測量システムなど現場で使用する最新の機器に触れ、i-Conの流れについて理解を深めた。
 同校の鈴木光さんは「普段の講義では体験できない貴重な機会。今後の授業や将来にもこの経験を生かしたい」と感想を述べた。また、同校の卒業生でことし4月に千代田測器に入社したソリューション営業部ICT推進課の川島つくしさんは「後輩たちへ説明するのに当たり、自分も勉強になることが多かった」とした上で「質問を熱心にしてもらい、関心の高さがうかがえた」と語った。

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