【台風19号・ボランティア作業】被災現場でロボットスーツ「HAL腰タイプ」の活用を開始 茨城県 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【台風19号・ボランティア作業】被災現場でロボットスーツ「HAL腰タイプ」の活用を開始 茨城県

 茨城県は、台風19号災害のボランティア作業において20日からロボットスーツ「HAL腰タイプ(作業支援用)」の活用を始めた。ロボットスーツ「HAL」の開発・製造を手がけるCYBERDYNE(サイバーダイン、つくば市)から同タイプの活用について協力の申し出があり、大子町の被災現場で活用することとなった。

昨年の西日本豪雨のボランティア作業での活用状況

 HAL腰タイプ(作業支援用)は、重量物を持つ時に使うことで腰部にかかる負荷を低減し、腰痛を引き起こすリスクを減らす。被災地における家財の搬出や汚泥の除去などで活用が期待されるとし、既に2018年の西日本豪雨やことしの佐賀豪雨における現地のボランティア作業で活用されている。
 20日にはサイバーダインが大子町災害ボランティアセンター(大子町)にHAL腰タイプ(作業支援用)6台を持ち込むとともに、使用法を指導した。

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