【大和ハウス工業】サイバーダイン社のロボットスーツを全工場に導入! 腰への負荷軽減で技術者守る | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【大和ハウス工業】サイバーダイン社のロボットスーツを全工場に導入! 腰への負荷軽減で技術者守る

 大和ハウス工業は、生産現場の職場環境支援策の一環として全国9カ所の工場すべてにサイバーダイン社が開発・製造するロボットスーツ「HAL(R)腰タイプ作業支援用」=写真=を導入する。職人の不足や高齢化が進む中、技術者の作業負担の軽減を図る。
 導入するのは全部で30台。東北と栃木二宮、竜ヶ崎、三重、奈良、九州は各4台、新潟と中部、岡山は各2台を配備する。部材の集積やピッキング、梁の加工作業などに使用する。
 同製品は重量が約3㎏とコンパクトな軽量モデルのため、装着した状態で長時間作業を行うことができる。腰への負荷は最大約4割が低減できるため、床からの部材持ち上げなど作業中の腰部にかかる負荷を低減するとともに、腰痛など身体へのリスクを軽減させる。
 同社は、「職人の労働環境をより良くするため、IoT(モノのインターネット)やロボットなど作業負荷を軽減させる新技術の導入・採用を図っていきたい」 としている。

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