【女性も働きやすい業界目指す】福田道路が魚沼アスコンで現場パトロール開催 女性目線で安全確認 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【女性も働きやすい業界目指す】福田道路が魚沼アスコンで現場パトロール開催 女性目線で安全確認

 福田道路は25日、新潟県南魚沼市の魚沼アスコンで同社と協力企業の女性社員を対象とした「福友会ハッピースマイル隊現場パトロール」を開催した。女性目線で安全性や作業確認をチェックし、技術力やモチベーションの向上を図った。
 同社新潟本店管内の支店や営業所、合材工場のほか、新潟福友会に所属する協力企業の女性社員計27人が参加した。
 見学では2班に分かれ、試験室や操作室を始め、プラントのドライヤーなどの各装置、ストックヤードや合材サイロを視察。女性社員はアスファルト合材の製造工程について説明を受けながら、各設備を熱心に見て回った。
 その後の意見交換では「立ち入り禁止などの表示が見やすかった」など安全に関する意見が挙がった。また、「設備の点検のペースはどれくらいか」といった質問や、初めてアスコンを見学した女性社員からは「普段見られないので見学できて良かった」などの感想も寄せられた。
 最後に、小林健二安全環境部長は「きょうの意見を安全対策に活用したい。女性にとっても働きやすい業界を目指す」と総括した。小柳一太執行役員新潟本店長は「いただいた意見は県内のアスコンにも水平展開したい。来年も参加してほしい」と呼び掛けた。
 福田道路・種村建設・元店建設・日本道路JVによる同アスコンのアスファルト合材の製造能力は1時間当たり90t、アスファルト廃材やコンクリート廃材の処理能力は同63t。

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