【ハッピースマイル隊】福田道路と協力会社の女性社員25人が現場パト 気づきや工夫を共有 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

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【ハッピースマイル隊】福田道路と協力会社の女性社員25人が現場パト 気づきや工夫を共有

 福田道路(新潟市、河江芳久社長)は8月31日、同社と協力企業の女性社員を対象とした「福友会ハッピースマイル隊現場パトロール」を新潟県三条市内で開催した。施工中の工事現場を通じ、女性目線でその安全性や作業環境を確認するとともに、技術力、仕事意欲の向上を図った。
 同社新潟本店管内の支店、営業所、合材工場か、新潟福友会に所属する協力企業の女性社員計25人が参加。開会に先立ちあいさつした、新潟福友会の高橋賢一会長は「われわれ(男性)では気付かないようなところを指摘してもらい、現場の安全をより一層高めていきたい」と述べた。

道路工事基礎知識の座学

 続いて、同社の海野正美取締役常務執行役員事業本部長は担い手の確保・育成に資する働き方改革の必要性を訴えた上で、「実際の現場を間近に見て、社会インフラの役割、建設業の意義を改めて感じてほしい」と述べた。
 参加者による自己紹介の後、舗装工事の基礎知識に関する座学を実施。担当者が舗装の構造、材料、施工方法のほか、舗装の種類(排水性舗装、保水性舗装、遮熱性舗装)、ICTの導入を説明した。また、コンクリート舗装の工法(セットフォーム工法、スリップフォーム工法)についても学んだ。

叶津地区舗装工事現場を見学

 見学先である国道289号叶津地区舗装工事(北陸地方整備局長岡国道事務所発注)の現場では、遠藤祐亮作業所長(福田道路)から説明を受けながら、安全面や施工上の工夫、留意点などを確認。女性ならではの“気づき”を共有しながら、相互の交流も深めたようで、終始和やかな雰囲気に包まれていた。

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