東京都鉄筋業協同組合は14日、日本工学院蒲田校の2年生36人を対象とした、鉄筋工事に関する出前講座を開いた。鉄筋技能士2級の試験で使用するモデルを題材に、学生は午前と午後で5班ずつに分かれ鉄筋を組み立てた。東京都職業能力開発協会の「ものづくりマイスター」5人が指導した。
日本工学院テクノロジーカレッジ建築学科建築設計科環境・バイオ科の山田俊之科長補佐は「建築士を目指す学生が多いため、図面だけでなく現場のことも理解してほしい。ことしは講座を2回開催する。来年は3回に増やしたい」と述べた。
東京都職業能力開発協会の木暮守雄ものづくりアドバイザーは「手に職を持つ人が増えてほしい。この取り組みは、若者の育成や社会貢献の意味合いもある。講師で来た5人には感謝している」と話した。
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【図面だけでなく現場理解も】東鉄協 日本工学院で鉄筋出前講座 ものづくりマイスター5人が指導
[ 2019-11-15 ]