【未来を紡ぐたまり場】原宿駅前「WITH HARAJUKU」 自然素材を多用した施設概要公開 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【未来を紡ぐたまり場】原宿駅前「WITH HARAJUKU」 自然素材を多用した施設概要公開

 NTT都市開発は、東京都渋谷区のJR原宿駅前で進める複合施設「WITH HARAJUKU」の施設概要をまとめた。2020年4月開業を目指す。施設は、石や天然木などの自然素材を多用し、木のぬくもりが感じられる空間デザインとした。設計は竹中工務店・伊東豊雄建築設計事務所JV、施工は竹中工務店が担当。全14のショップやレストランのほか、イベントスペースやシェアスペース、全53戸の賃貸住宅などが入る。

設計=竹中工務店・伊東豊雄建築設計事務所JV 施工=竹中工務店

 施設の規模は、SRC・RC・S一部CFT造地下3階地上10階建て延べ約2万6000㎡。
 施設内には、施設コンセプトの「未来を紡ぐたまり場」を体現するため、シェアスペース「LIFORK原宿」、イベントホール「WITH HARAJUKU HALL」、屋外広場を配置する。
 シェアスペースには、会員制コワーキングスペースや、30分単位で利用できる約240㎡のレンタルスペースを設ける。
 約300㎡のイベントホールには、LED舞台照明設備や大型ワイドスクリーンなどを備え、多用途で利用できるようにする。
 竹中工務店と伊東豊雄建築設計事務所は同プロジェクトについて「敷地は小高い丘状で、かつては『源氏山』と呼ばれていたため、テラスや屋上を多彩な植栽で緑化し『源氏山』の再現を図った」とした上で「訪れるさまざまな人にインスピレーションを想起させる施設をつくる」と期待を込めた。
 所在地は神宮前1-14-30の敷地5067㎡。このうち約4200㎡を建築面積に充てる。

屋外広場イメージ

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