【三機工業】第18回三機工業全店電気工事品質大会を開催 協力会社15社・17人が知識と技術を競う | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【三機工業】第18回三機工業全店電気工事品質大会を開催 協力会社15社・17人が知識と技術を競う

 三機工業は、神奈川県大和市の三機テクノセンターで「第18回三機工業全店電気工事品質大会」を開いた。電気技術者の施工技術向上と施工品質確保・統一化を目的に開催する大会には、支社・支店から推薦のあった協力会社15社17人が参加、互いの知識と技術を競った。
 初日は、高圧電線が接続する単相変圧器・接地端子盤・分電盤の回路を構築し、電灯・コンセント・ファンへ電源を供給、アース線の種別・識別を表示して、端子部増し締め確認の重要性を再確認する内容と、非常照明用耐火ケーブルの新ジョイント材料を使い、実際に作業板上で配管・配線する実技に取り組んだ。2日目には、電気関連法規や電気工事時の作業心得、安全ルール、同社の技術指導書などを中心とした筆記課題に臨み、課題終了後には、ベテラン電気工事士から実技課題の具体的な解説・講義があった。
 採点は筆記50点、実技課題150点の合計200点で、静岡支店が推薦した本郷電機の本郷健太氏が優勝した。
 表彰式で、三石栄司取締役専務執行役員建築設備事業本部長は「2日間で新たに学んだことやほかの技術者との情報交換の機会を大切にして、今後の業務に生かしてほしい。また、施工品質面だけでなく、安全面にも力を入れ、無災害で高品質な施工を顧客に提供していこう」とあいさつした。
 大会参加者には、社内認定資格の「三機工業認定優良電気工事士」の資格を与えた。資格者は延べ354人となった。

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