【東北工大建築学科】建設関連企業「交流会」に78社 OB・OG200人が在校生に企業の特色を紹介 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【東北工大建築学科】建設関連企業「交流会」に78社 OB・OG200人が在校生に企業の特色を紹介

 東北工業大学工学部建築学科は、仙台市内のTKPガーデンシティ仙台で4回目となる「東北を支える建設関連企業・学生・学科との交流会」を開いた。建築設計事務所やゼネコン、建築設備、建築資材メーカー企業など78社が参加し、同学科を卒業したOB・OGら約200人が在校生約140人に企業の概要や特色などを紹介した。
 同学科では、創立50周年の記念事業として、卒業生が就職した企業162社のデータや作品紹介、学生へのメッセージなどをまとめた『東北を支える建設関連企業図鑑』を2016年に発刊。その後、新規企業分を掲載した増刊別冊を発行しており、現在までに191社が参画している。
 図鑑との連動企画として開催したこの日の交流会では、6つのブースに分かれてOB・OGが在籍企業の特色や仕事内容のほか、若手の教育体制や女性の働き方、代表作などを説明し、学生らは今後の勉強や就職活動に生かそうと、熱心に耳を傾けた。その後、参加者が一堂に会して情報交換を行った。
 席上、あいさつに立った石井敏学科長は「来春から建築学部を設立して新たなスタートを切る。学生が卒業後にしっかりと社会に貢献できるように、いままで以上に充実した教育環境を構築する。多くの企業が参加しており、学科生への期待は大きい。この機会を今後の進路を考えるきっかけにしてほしい」と語った。

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