【女性活躍へ情報共有】女性技術者活躍環境創成部会の成果報告会・交流会開催 日建経中央技研部会 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【女性活躍へ情報共有】女性技術者活躍環境創成部会の成果報告会・交流会開催 日建経中央技研部会

 日本建設業経営協会中央技術研究所(深澤協三所長)は22日、東京都墨田区のKFCHall&Roomで女性技術者活躍環境創成部会の「成果報告会・交流会」を開いた。女性技術者らが40人以上参加し、より多くの女性が活躍できる建設業の実現に向けた情報などを共有した。
 冒頭、深澤所長は今回の会合が短時間で円滑に開催できた背景に「女性(特有)のコミュニケーション能力の高さ」があると説明。その上で、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の導入など建設業界もめまぐるしく変化する中で、「その能力が大きな力になると信じている」と強調した。また、女性技術者としての気概を業界の発展に生かしてほしいとエールを送った。
 女性技術者の現状調査の結果を報告した後、会員であるコーナン建設と多田建設、東鉄工業、ナカノフドー建設、中村建設、南海辰村建設、松尾工務店、馬淵建設、みらい建設工業の女性社員が各社の業務内容、特色などを説明した。
 説明者は2019年度入社の新人や20年を超える社歴を持つベテランらが務め、「インターンシップできらきらしている所長さんを見て、(建設業への)入職を決めた」「現場の最前線で働く職人に興味があったが、体力的な面を考慮し、同じものづくりに携われる総合建設企業に入社した」との思いが披露された。育児をしながら、働くことの難しさなども紹介された。

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