【愛知県i-Con推進協】ICTモデル現場で研修会開催 建設業・設計業団体が見学、VRシステムも体験 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【愛知県i-Con推進協】ICTモデル現場で研修会開催 建設業・設計業団体が見学、VRシステムも体験

 愛知県と県内建設業団体などで構成する愛知県i-Construction推進協議会は10日、ICT現場研修会を開いた。愛知県建設業協会などの建設業団体と、建設コンサルタンツ協会中部支部などの設計業団体の2グループに分かれ、国土交通省の「現場支援型モデル事業」に選ばれたICT活用工事の現場を見学した。
 対象現場は水野建設が施工する県発注の「中小河川改良工事(防災安全・緊急対策)(ICT活用工事)(1号工)」。概要は土工(ICT掘削)8200m3など。工事場所は名古屋市天白区天白町、二級河川天白川。
 視察に訪れた建設業団体の会員らに、水野建設の小林考次現場代理人・監理技術者が工事に採用するICT建機(MCバックホウ)、TS出来形管理の操作方法などを説明した。建設VR(仮想現実)システムの体験も行った。
 現場見学後は、県三の丸庁舎で座学講習を実施。日本建設機械施工協会がICTモデル事業の支援、福井コンピュータが3D起工測量・3Dデータ作成などをテーマに講演した。

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