東京建物は、東京都板橋区で2014年に竣工した約2万7000㎡の共同住宅「Brillia(ブリリア)ときわ台ソライエレジデンス」が、板橋区景観賞を受賞したと発表した。

　受賞理由に「大規模駐車場の緑化に、比類なき貢献が見られた事例」を挙げた。193台の平置駐車場の外周部を緑化し、駐車場にも四季折々の植栽を施したことが高い評価を得た。敷地周辺の道路沿いや隣地境界に、自主管理歩道や公園・広場などの緑のオープンスペースを設け、周辺の街並みへの圧迫感を軽減し、地域住民に憩いの場を提供したことも受賞につながった。
　東京建物と東武鉄道が事業主で、三井住友建設が設計施工を担当した。規模はRC造15階建て延べ2万6683㎡。周辺の景色を臨む「スカイガーデン」や季節ごとに色彩を楽しむ「エントランスガーデン」を備えた。
　建設地は同区前野町2-36-6の敷地1万2209㎡。
　板橋区景観賞は、良好な景観の形成に寄与した建築物やまちづくり活動などを表彰するため、区が19年度に創設した。

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