【東芝エレベータ】乗場行先階登録システム「Floor NAVI」 独デザインアワードで最高賞の金賞受賞 | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【東芝エレベータ】乗場行先階登録システム「Floor NAVI」 独デザインアワードで最高賞の金賞受賞

 東芝エレベータは、ドイツが本拠地のデザイン団体であるiF インターナショナルフォーラムデザインが主催する国際的なデザイン賞の「iF デザインアワード2020」で、「乗場行先階登録システムFloor NAVI」が最高賞の金賞を受賞した。
 「Floor NAVI」は、エレベーターに乗車する前に乗り場に設置した行先階登録装置に行先階を登録することで、行先階ごとに利用者を効率的にまとめ、同じ目的階に向かう利用者を同じ号機に誘導するシステム。途中階での停車が少なくなるほか、既に乗り場で行先階を登録している場合は、エレベーターかご内でのボタン操作が不要となる。特に利用者が集中する出勤時などで移動時間を短縮できる。
 行先階登録装置は、ユニバーサルデザインをコンセプトとした設計で車いす利用者や高齢者、弱視者などの障がいを持つ人の使い勝手を考慮した、誰にでも使いやすいデザインとなっている。また、象徴的なリング型のアイコンを採用し、シンプルで使いやすく、多様なビルにマッチする外観になっている。
 今回のアワードでは、56カ国・地域から集まった7298点のデザインを審査、75点が金賞だった。
 
 
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