【NEC・南紀白浜エアポート】道路劣化診断AIで空港滑走路点検を自動化へ 実証実験実施中 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【NEC・南紀白浜エアポート】道路劣化診断AIで空港滑走路点検を自動化へ 実証実験実施中

 NECと南紀白浜エアポートは、ドライブレコーダーを使って空港滑走路の路面調査や点検を効率化する実証実験を始めた。期間は12月末まで。

駐機エリアの分析画像

 実験では、NECが開発中の道路劣化AI(人工知能)診断サービス「くるみえfor Cities」を使い、エアポートが運営する南紀白浜空港でドライブレコーダーの画像を分析し、滑走路面の亀裂や損傷などを自動検知する技術を開発し、実用化を目指す。
 南紀白浜エアポートでは、施設の維持管理にIoT(モノのインターネット)を使った先進空港を目指しており、今回の実験はその一環として進める。実用化できれば、保守点検の人材が限られている地方空港で、空港職員が目視で実施している滑走路の日常点検を自動点検に置き換えられる。

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