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【担い手確保へ】建設業振興基金が建設会社などの取組事例集作成 業界の魅力を中学生に発信

最終更新 | 2020/04/30 14:12

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 建設業界の担い手不足は指摘され続けてきたが、ここに至って、産業界への人材輩出の中核を担っている工業高校も生徒を集めるのが難しい状態が続いている。建設業を含めたものづくりを志す若者が少なくなれば、産業界の人手不足は輪をかけて厳しい状況に置かれる。課題解決の一助として、建設業振興基金は、建設業の魅力を中学生に伝えるための工業高校・建設会社の取組事例集を作成。中学生を引きつけるための課題や取り組むべき内容をまとめている。

担い手確保の一助として作成

■職場体験に着目
 中学生への魅力発信への端緒として、建設系学科の工業高校生1092人に対して、自身と建設業との接点に関するアンケートを実施。中学生時代も振り返り、工業高校への進学理由、小中学生にアピールすべき建設業の魅力などを回答してもらった。
 工業高校への進学理由は、「技術・資格の取得」「就職に有利」といった回答の割合が高く、高卒で就職することを志し、入学を決めた生徒が多い。入学のきっかけは「親族・先輩・友人などのアドバイス」が約半数を占めた。本人だけでなく、学生の身近な人への工業高校への理解が重要と言える。

 卒業後に建設業に進学したいと回答した656人のうち、高校入学より前から建設業への進学を考えていた割合は65%に上った。就職したいと思った理由は、中学生まではいずれも「親族の影響」「身近な建設現場を見て」がほとんどで、建設業を選んでもらうには、まず知って体験することが不可欠であることが分かる。

 事例集では、中学生が職業について知って体験できる場として、職場体験に着目。職場体験に参加したほとんどの生徒は、学校が用意したリストの中から体験先の企業を選んでいた。ただ、そのリストの中に建設業があったと答えた割合は19%にとどまり、約半数の生徒は建設業はなかったと回答している。

 建設業の職場見学会や職場体験に参加した割合は22%だった。参加した生徒の9割以上は学校が用意した会社のリストから選んで参加したと回答。いずれの側面からも、中学生と接点を持つには、学校の用意する職場体験の会社リストに建設業を入れることが重要だと結論づけた。

 小中学生に魅力を伝えるための職業体験の内容については、「ものづくり体験(木工など)」が74%と最多。その他、「ドローン操作」「長い話ではなく、実際に自分で体験するもの」といった意見も寄せられ、触れて体験してもらうことが有益だとする声が多い。

建設業に就職したいと思った理由

■保護者にもPR
 アンケートの結果から建設会社の職場体験は他の業種と比べ、いまだ実施件数が少ない状況にある。これから多くの工業高校や建設企業が中学生などに対して積極的な魅力発信の参考となるよう、先進的な事例を取り上げている。

 岡山県立岡山工業高校では、小中学生の母親に対するPR活動に力を入れている。地元の建設業協会が実施しているフェア「建設わくわくパーク」にブースを出し、生徒たちが工業高校での学びについて解説しているほか、学校独自の取り組みとして、近隣の小学校に出向いて学びの紹介やワークショップを行う出前講座も実施。“地域貢献の岡工”という印象が広がり、母親をはじめとする保護者のイメージも変わりつつあるという。

 さらに土木の魅力発信の次なる施策として、同校の3年生が参加する「岡山道路パトロール隊」に注力。国土交通省にフィールドを提供してもらい、同省や維持保守会社などからの講義を受け、十分な事前学習や危険予知活動を行った上でインフラの点検活動をしている。今後は地域の子どもや保護者などと連携した活動にしていく計画だ。

 建設企業についても、特徴的な取り組みを紹介している。矢作建設工業は、地元・愛知県全域の中学校を対象として、各校への訪問や協力会社の建設現場、自社の鉄道技術研修センターなどで建設業の現場を体験できる場を提供してきた。

 自社だけでなく、協力会「作友会」の会員企業の専門工事業者にも参加してもらい、鉄筋の結束や型枠を組む作業を体験できるようにしている。当日撮影した画像や編集した動画をまとめたDVDを中学校に送付することで、保護者にも知ってもらうきっかけを創出している。

 こうした建設業の職場体験の取り組みはまだ数が少ないものの、教育機関と業界との連携が進むことで、いま以上の展開が可能となるはずだ。事例集をきっかけに多くの地域、企業に取り組みが広がることが期待される。

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