【新型コロナ対応】日本工営グループの英国建築設計会社BDP社 各地で仮設病院を設計 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【新型コロナ対応】日本工営グループの英国建築設計会社BDP社 各地で仮設病院を設計

 日本工営グループの英国建築設計会社BDP社は、新型コロナウイルス感染拡大に対応した仮設病院建築の設計を英国各地で手掛けている。首都ロンドンでは市東部の大型展示場エクセルエキシビションセンター(延べ11万5000㎡)を再利用し、9日間で500床を設置した。4月3日にオープンした新病院は、国民保健サービス(NHS)が「ナイチンゲール病院」と命名。当初は4000床までの増設も計画していたが、その後の患者数減もあり現在は利用を停止。第2波に備えて施設は維持されているという。

展示施設に設置されたロンドンのナイチンゲール病院

 BDP社では、このほかにマンチェスターやブリストル、バーミンガムなど各地で会議センターや展示施設などを緊急医療施設に改修する設計を実施しており、計約1万2000床を確保している。

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