【スポーツ用品のノウハウ】三井住建道路が作業服リニューアル 職員の声に応じた変更点も | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【スポーツ用品のノウハウ】三井住建道路が作業服リニューアル 職員の声に応じた変更点も

 三井住建道路は、8月1日に作業服をリニューアルする。現在着用している作業服は、2003年に三井道路と住建道路が合併して三井住建道路が誕生した際につくられたもの。機能性・デザイン性を重視した作業服に改めることで、職員の就業環境の向上を目指す。製作は総合スポーツ用品メーカーのミズノに依頼しており、アンケートを実施して職員の希望・要望を反映させた。
 新しい作業服は、誠実さや調和、知的さを象徴し、またアスファルトの汚れも目立ちにくいネイビーを基調とした清潔感のある配色パターンとした。襟や袖口などの汚れが目立ちやすい部分にはネイビーを配色し、ポケットは野帳がしっかりと収まる大きさであつらえた。
 機能面では、ミズノがスポーツ分野で培った動きやすいパターン設計「ダイナモーションフィット」を採用することで、手を挙げる・腕を回す・しゃがむなどの動作の際の引きつれや圧迫感を軽減し、疲労を抑えている。襟元と脇、股下には汗などの臭いを消す「ミズノデオドラント」を使用しており、シャツの背中には再帰反射のラインを入れ夜間の視認性を向上させた。
 ブルゾンやズボンは、春夏用は制電・軽量、秋冬用は制電・ストレッチ性などの特徴がある素材を季節に応じて使い分け、シャツには吸湿速乾性に優れたニット素材を採用している。
 今回のリニューアルについては、働き方改革の一環として18年11月ごろから検討を始めた。職員からは、「従来のものよりも軽く、生地の伸びも良い」「夏でもべたつきにくそうで、屈んだ時の間接に張り付く感じもなさそうだ」「見た目が良く、またこれまでの夏ズボンは透けが気になったがその心配もない」などと好評を得ている。

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