【個人認証と発熱者検知を同時に】アイリスオーヤマ「顔認証型AIサーマルカメラ」を発売 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【個人認証と発熱者検知を同時に】アイリスオーヤマ「顔認証型AIサーマルカメラ」を発売

 アイリスオーヤマは、感染症の拡大防止対策などの需要拡大に応じ、同社の「AIサーマルカメラ」シリーズに、個人認証と発熱者検知が同時にできる「顔認証型AIサーマルカメラ」を追加し7月1日から発売する。カメラと連携して開く電気錠など、周辺機器を含めた設置・設定のトータル提案も行う。
 同社は、人の額の温度を非接触で自動検温できるAIサーマルカメラシリーズを4月に投入した。同シリーズは、新型コロナウイルス感染を防止したい施設からの需要が高く、当初計画比2倍の販売台数で推移している。
 この需要に対応するため、AI(人工知能)アルゴリズムを搭載し、顔認証による個人特定と発熱者検知を同時に行う新製品を同シリーズへ加えた。顔の最大登録人数は5万人、顔認証精度は99%、測定距離は0.3-2m、検知速度は0.2秒とする。
 事前設定よりも高い体温の人や、 事前登録していない個人が検出された場合には、画像と音声アラートにより即座に管理端末へ通知する。オフィス・施設の従業員出入り口での勤怠管理用途向けに、 マスク着用者のみ入場を許可するマスク着用強制モードや、出退勤登録やドアの電気錠と連動する勤怠モードも可能とした。 クリニックや飲食店、受付カウンターなど顔認証が不要な場合は顔認証なしモードに切り替えて使用できる。
 製品価格は25万円(税別)とした。

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