【人権意識向上へ】大成建設 「ハッピー・コミュニケーション ガイドブック」を発行 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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【人権意識向上へ】大成建設 「ハッピー・コミュニケーション ガイドブック」を発行

 大成建設は、誰もが自由に社会参加できる共生社会を目指す気づきや行動のきっかけとすることを目的に、障がいに関する知識や社会状況、コミュニケーション方法などをまとめた『ハッピー・コミュニケーション ガイドブック-共生社会の実現のために-』を発行した。全役職員に配布して、人権意識の向上を図ることが狙い。
 社内報『たいせい』で連載している人権啓発企画コーナー「Human Rights」の掲載記事を再構成してガイドブックにした。
 「Human Rights」は、社員一人ひとりが人権について考えるきっかけとなるような話題や基礎知識を紹介し、人権意識の向上を図る企画として2001年4月号からスタートした。
 12年1月号からNHK手話のニュースキャスターで、大学で介護や福祉の教べんを執る中野佐世子氏をナビゲーターに迎え、共生社会を実現していくために知っておきたい基礎知識、障がいのある人とのコミュニケーション方法などを連載している。
 今回の冊子は、12年1月以降に連載した33回分の掲載記事の中から、障がいに関する社会状況や制度、それぞれの障がいに合ったコミュニケーション方法、サポートの際に気をつけたい点などを抜粋して再構成したもの。イラストや図説を多く盛り込むなど、冊子を開いた時に読みたくなるデザインや視認性の高いレイアウト、配色を心掛けた。かばんに入れやすく、手軽に持ち運べるA5判のハンドブックとなっている。

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