日建設計総合研究所は、東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究部門の監修で、徒歩での生活しやすさを都市のビッグデータから数値化した不動産周辺環境の評価指標「Walkability Index(仮称)」を開発した。
同指標は、初めて訪れるまちでも周辺環境が直感的に把握しやすくして、いま住んでいるまちとの比較が容易にできる。詳細な歩行経路データによって、徒歩圏を設定し直線距離を用いた場合より実態に近い評価を出すことも可能。50m四方のエリアごとに点数を算出して同じ駅の周辺でも場所による差も表現できる。