【独自の設計施工手法も掲載】TOTO出版 建築家・藤森照信氏の作品を網羅した建築作品集発刊 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【独自の設計施工手法も掲載】TOTO出版 建築家・藤森照信氏の作品を網羅した建築作品集発刊

 TOTO出版は、建築家・藤森照信氏の書籍『藤森照信作品集』を発刊した。藤森氏のデビュー作「神長官守矢史料館」から、2019年度日本芸術院賞を受賞した「ラ コリーナ近江八幡」を含む最新作までほぼ全作品を解説文、スケッチ、増田彰久氏の写真で紹介している。
 また、06年のヴェネチア・ビエンナーレ日本館出展以降、海外での設計依頼も急増した藤森氏が編み出した「木造モノコック」による設計施工手法も明かしている。
 書き下ろし巻頭論文では、歴史研究、路上観察、建築設計に至る自身の活動を語っており、まさに藤森氏の集大成の建築作品集となっている。
 300×295mm、ハードカバーで336ページ。和英併記、定価は1万2000円(税別)。

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